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報道発表資料 2010年11月11日
NTTレゾナント株式会社
〜暮らしやすさ・地域への愛着・今後の定住意向について、最も高いのは北海道地方、最も低いのは北関東地方〜
インターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」(*1)を提供するNTTレゾナント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中嶋孝夫)は、「gooリサーチ」の登録モニターの中から国内在住の20歳以上の男女を対象に「住民満足度」に関する調査を実施しました。有効回答者数は1,855名でした。
今回の調査は、現在住んでいる地域の市区町村役場窓口やホームページに対する満足度、インフラ等個々の施設・サービスに対する満足度、そして今後の定住意向やその地域への愛着等を、地域・年代・性別に明らかにすることを目的として実施しました。
調査の結果、「地域に対する満足度が最も高い地域」は南関東地方(埼玉、東京、千葉、神奈川)であり、以下、北海道地方、近畿地方と続いている。一方、「最も満足度が低い地域」は北関東地方(茨城、栃木、群馬)となった。「暮らしやすさ」「地域への愛着」「今後の定住意向」に関しては、最も高い地域は、北海道地方であり、最も低い地域は、北関東地方であった。
また、満足度向上に向けた最重要改善項目を探ったところ、「経済活動の振興」「出産・子育てしやすい環境」「高齢者の福祉」「医療の充実」といった項目が抽出された。
| (1) | 市区役所、町村役場の窓口担当者に対する満足度は半数以下 |
| 「役所・役場の窓口担当者に対する満足度」は、全体でみると満足(「満足」+「どちらかといえば満足」の合計)が43.9%、不満(「不満」+「どちらかといえば不満」の合計)が16.1%であった。地域・性別でみると大きな差異は見られなかったものの、年代別にみると年代が上昇するにつれ、満足度が高くなる傾向にあり、60代以上は20〜30代に比べて約20ポイント高い、65.9%であった。 |
| (2) | 市区町村のホームページの閲覧頻度は南関東地方で高く、沖縄地方で低い |
| 「現在住んでいる市区町村のホームページの閲覧頻度」を尋ねたところ、地域別にみると、半年に数回程度以上の閲覧者は、唯一南関東地方だけが半数を超えており53.2%であった。他の地域は概ね4割程度であったが、沖縄地方は3割を切っていた。また、「ホームページの満足度」について尋ねたところ、閲覧頻度と同様に南関東地方が最も高く、沖縄地方で最も低かった。 |
| (3) | 暮らしやすさ・地域への愛着とも、北海道地方が最も高く、北関東地方が最も低い |
| 「現在住んでいる地域の暮らしやすさ」を尋ねたところ、北海道地方が最も高く77.7%、次いで南関東地方、九州地方となった。最も低いのは北関東地方であり、トップの北海道地方より20ポイント以上低い57.3%であった。一方、「住んでいる地域への愛着」は、暮らしやすさ同様に北海道地方が最も高く75.6%、次いで南関東地方、東北地方と続いている。最も低い地域は北関東地方であり、54.6%と唯一6割を切っている。 |
| (4) | 今後の定住意向は56.2%、最も高いのは北海道地方、最も低いのは北関東地方 |
| 「今後の定住意向」について尋ねたところ、全体では、「今の地域に住み続けたい」と回答した者が56.2%と半数を超えている。地域別にみると、「暮らしやすさ」「愛着」でトップであった北海道地方が最も高く63.6%となっていた。以下、近畿地方、中国・四国地方、東海地方、南関東地方と続いている。一方、最も低い地域は北関東地方であった。 |
| (5) | 満足度向上に向けた最重要改善項目は「産業・サービス業による経済活動の振興」 |
| 「現在住んでいる地域に対する満足度」を尋ねたところ、全体では、約半数が満足、約2割が不満と答えている。地域別にみると、南関東地方が最も高く約6割、次いで北海道地方、近畿地方となっている。最も低い地域は、北関東地方であり36.8%であった。また、満足度向上に向けた最重要改善項目を探ったところ、「産業・サービス業による経済活動の振興」「出産・子育てしやすい環境」「高齢者の福祉」「医療の充実」といった項目が上位に挙がった。 |
<本発表資料に関するお問合せ先>
NTTレゾナント株式会社 広報担当
(Tel) 03-6703-6250、(E-mail) pr@nttr.co.jp
<gooリサーチに関するお問合せ先>
NTTレゾナント株式会社 ビジネスプラットフォーム事業部 リサーチ部門
(Tel) 03-6703-6660、(FAX) 03-5476-2582、(E-mail) research@goo.ne.jp
1. 調査対象:「gooリサーチ」登録モニター
2. 調査方法: 非公開型インターネットアンケート
3. 調査期間: 平成22年9月30日〜10月5日
4. 有効回答者数: 1,855名
5. 回答者の属性:
下記の属性を元に10×3×2=60セグに28〜33名ずつ
| 【地域(*2)】 | 北海道、東北、北関東、南関東、北陸・甲信越、東海、近畿、中国・四国、九州、沖縄の10セグメント |
| 【年代】 | 20〜30代、40〜50代、60代以上の3セグメント |
| 【性別】 | 男女の2セグメント |
| (*2)本調査での地域区分は以下の通り | |
| 北海道地方: | 北海道 |
| 東北地方: | 青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県 |
| 北関東地方: | 茨城県、栃木県、群馬県 |
| 南関東地方: | 埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県 |
| 北陸・甲信越地方: | 新潟県、富山県、石川県、福井県、長野県、山梨県 |
| 東海地方: | 静岡県、岐阜県、愛知県、三重県 |
| 近畿地方: | 滋賀県、京都府、兵庫県、大阪府、和歌山県、奈良県 |
| 中国・四国地方: | 岡山県、広島県、鳥取県、島根県、山口県、香川県、愛媛県、高知県、徳島県 |
| 九州地方: | 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県 |
| 沖縄地方: | 沖縄県 |
| (1) | 市区役所、町村役場の窓口担当者に対する満足度は半数以下 |
| 市区役所や町村役場に通う頻度を尋ねたところ、最も多いのは「年に数回程度」であり、57.8%であった。次いで、「半年に数回程度(17.1%)」「月に数回程度(5.9%)」と続いており、「ほとんど行かない・一度も行ったことがない」も17.5%いた【図1-1】。 また、役所・役場の窓口担当者に対する満足度は、満足(「満足」+「どちらかといえば満足」の合計)が43.9%、不満(「不満」+「どちらかといえば不満」の合計)が16.1%であった。地域・性別でみると大きな差異は見られなかったものの、年代別にみると年代が上昇するにつれ満足度が高くなる傾向にあり、60代以上は20〜30代に比べて満足が約20ポイント高かった【図1-2】。 |
【図1-1】市区町村役所・役場に通う頻度
【図1-2】市区町村役所・役場の窓口担当者に対する満足度
| (2) | 市区町村のホームページの閲覧頻度は南関東地方で高く、沖縄地方で低い |
| 現在住んでいる市区町村のホームページの閲覧頻度は、全体では最も多いのは「1年に数回程度以下」で、41.7%であった。次いで「半年に数回程度(15.1%)」「2〜3カ月に数回程度(13.1%)」と頻度が上がるにつれその割合が減少している。一方「今まで一度も見たことがない」も16.3%いた。半年に数回程度以上閲覧している割合を地域別にみると、南関東地方だけが半数を超えており53.2%であった。他の地域は概ね4割程度であったが、最も低い地方は沖縄地方であり、29.6%と南関東地方の半分程度であった【図2-1】。 また、ホームページの満足度について尋ねたところ、満足(「満足」+「どちらかといえば満足」の合計)は、最も閲覧頻度の高い南関東地方で最も高く約4割、最も閲覧頻度の低い沖縄地方で最も低く約2割となっており、他の地域は3割程度となっている【図2-2】。 |
【図2-1】ホームページの閲覧頻度
【図2-2】ホームページの満足度
| (3) | 暮らしやすさ・地域への愛着とも、北海道地方が最も高く、北関東が最も低い |
| 「現在住んでいる地域の暮らしやすさ」を尋ねたところ、地域別では、北海道地方が最も高く77.7%(「暮らしやすい」+「どちらかといえば暮らしやすい」の合計」)、次いで南関東地方(73.6%)、九州地方(73.1%)となっていた。一方、最も低い地域は北関東地方であり57.3%であった【図3-1】。 また、住んでいる地域への愛着度は、暮らしやすさと同様に北海道地方が最も高く75.6%(「持っている」+「どちらかといえば持っている」の合計)、次いで南関東地方(71.5%)、東北地方(70.8%)となっている。最も低い地域は北関東地方であり、54.6%であった。また、年代別にみると、年齢が高くなるにつれ愛着度が高くなる傾向にあり、20〜30代では62.7%であるが60代以上は75.8%であった。なお、性別では、愛着度に大きな差異はなかった【図3-2】。 |
【図3-1】暮らしやすさ
【図3-2】地域への愛着
| (4) | 今後の定住意向は56.2%。最も高いのは北海道、最も低いのは北関東 |
| 今後の定住意向について尋ねたところ、「今の地域に住み続けたい」は56.2%であり、半数を超えている。また、「同じ市区町村の別の地域に引っ越したい」は7.3%、「同(都道府)県の別の市区町村に引っ越ししたい」は7.0%、「別の都道府県に引っ越したい」は7.7%となっている【図4-1】。 地域別にみると、「今の地域に住み続けたい」が最も高い地域は、暮らしやすさ・愛着が全国トップの北海道地方となっており、他の地域と比較して63.6%と突出している。以下、近畿地方(58.8%)、中国・四国地方(58.5%)、東海地方(58.3%)、南関東地方(58.2%)、九州地方(58.2%)と続いている。一方、最も低い地域は、北関東地方であり、半数以下の47.6%であった。 また、年代別にみると、「今の地域に住み続けたい」は、年齢とともに高くなる傾向にあり、20〜30代では46.8%となっているのに対して、60代以上が20〜30代より21.4ポイント高い68.2%となっている。なお、性別では、大きな差異はなかった。 |
【図4-1】今後の定住意向
| (5) | 満足度向上に向けた改善ポイントは「産業・サービス業による経済活動の振興」 |
| 「現在住んでいる地域に対する満足度」を尋ねたところ、全体では、満足(「満足」+「どちらかといえば満足」の合計)が47.8%、不満(「不満」+「どちらかといえば不満」の合計)が19.9%となっている。地域別にみると、南関東が最も満足度が高く59.3%、次いで北海道地方(54.9%)、近畿地方(52.2%)となっている。一方で、最も低い地域は北関東地方(36.7%)であった【図5-1】。 また、満足度の詳細な傾向を探るために、インフラや福祉、産業、教育といったカテゴリーから26項目についても満足度を尋ねた。その結果、満足度が高い項目は、「上下水道の整備」「ごみ対策」「情報通信の便利さ」といった『インフラ整備』と、「景観の美しさ」「買物の便利さ」「自然との共生」といった『街並み』が並んでいた【図5-2】。 さらに、地域の満足度向上に向けた施策を明らかにするためにCSポートフォリオ分析(※)を実施した結果、重視度が高いにも関わらず満足度が低い最重要改善項目は「経済活動の振興」「出産・子育てしやすい環境」「高齢者への福祉」「医療の充実」といった項目であった。また、一方で、「上下水道の整備」「公害対策」「防犯強化」といった『インフラ整備』は満足度が高かったものの、重視度は低い結果となった。これは、住民にとってはインフラは既に普及が進み、日常生活であまり意識することなく使用している結果の現れであることが示唆される【図5-3】。 ※ CSポートフォリオ分析は、実際の満足度を縦軸に、総合評価に影響を与える強さを統計的に算出した係数を重視度として横軸にとり、各評価項目をプロットして分析する手法で、重点改善分野や優先課題を把握する際に使われる。 |
【図5-1】住んでいる地域への満足度
【図5-2】個別項目別満足度 (n=1855)
【図5-3】住んでいる地域に対するCSポートフォリオ