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報道発表資料 平成19年8月2日
国内最大級のインターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」(*1)を共同で提供するNTTレゾナント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:和才 博美)と株式会社三菱総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 田中 將介)は、「gooリサーチ」登録モニターで中学生以下の子どもを持つ親を対象に「子どもの医療費助成と子育て支援」に関する調査を実施しました。有効回答者数は1,989名でした。
有効回答者数1,989名のうち8割近い回答者が「乳幼児医療費助成/小児医療費助成」を認知し、73.1%が利用(今後の利用予定含む)しており、公的支援において重要な役割を果たしていることがわかります。しかしながら、自分の住む自治体の医療費助成については45.5%が不満を抱えており、適用年齢の上限の拡大や年収制限の緩和が期待されるとともに、他の自治体との比較において見劣りがするという観点での不満があることも明らかになりました。今後の子育て支援策全般については、児童手当の増額、児童手当支給期間の延長、医療費助成期間の延長など、家計に直結する施策への期待が高いことがわかりました。国・地方とも厳しい財政状況のもとで、国民の期待も汲んだ有効な子育て支援策をどこまで提供できるかが課題であると考えられます。
公的な子育て支援策の認知については、「予防接種」(88.3%)「児童手当の支給」(87.2%)「出産育児一時金、出産手当の支給」(85.8%)などが高く、「乳幼児医療費助成/小児医療費助成」については79.1%であった。また子育て支援策の利用経験(今後の利用予定含む)については、「予防接種」(91.3%)「出産育児一時金、出産手当金の支給」(86.4%)「乳幼児健康診断」(84.2%)と続き、乳幼児医療費助成/小児医療費助成」については73.1%であった。
現在居住する市区町村の「乳幼児医療費助成/小児医療助成制度」について4割以上が不満であると指摘しており、主な理由として「医療費助成制度の適用年齢の上限が低いから」(63.7%)「医療費助成制度の年収制限が厳しいから」(23.4%)などが挙げられ、制度適用条件に対しての不満が高いことが明らかになった。また、「他の市区町村より条件が悪いから」(23.5%)という理由も挙げられ、自治体間の格差に対する不公平感も課題であることが浮き彫りとなった。
子育て支援の最も有効な情報入手先については、「役所の発行する広報誌」が4割以上を占め、子育て支援情報の入手経路として、「広報誌」の果たす役割は依然大きいといえる。
今後の子育て支援策として期待されるものは、「児童手当の増額」(52.7%)、「児童手当の支給期間の延長」(49.2%)、「乳幼児・小児医療費助成期間の延長」(42.5%)、「税控除の適用拡大」(30.9%)といった家計へ直接恩恵がある支援策であった。
<gooリサーチに関するお問合せ先>
NTTレゾナント株式会社 ポータル事業本部 リサーチグループ
(Tel) 03-5224-5380、(FAX) 03-5224-5201、(E-mail)research@goo.ne.jp
NTTレゾナント株式会社 ポータル事業本部 広報グループ
(Tel) 03-5224-5500、(E-mail) pr@nttr.co.jp
<本調査に関するお問合せ先>
株式会社三菱総合研究所 Eリサーチグループ
(Tel) 03-3277-0719、(Fax) 03-3277-0523、(E-mail) e-res@mri.co.jp
株式会社三菱総合研究所 広報部広報グループ
(Tel) 03-3277-0003、(Fax) 03-3277-3490、(E-mail) ccd-mg@mri.co.jp
<調査概要>
1. 調査対象: 「gooリサーチ」登録モニター
2. 調査方法: 非公開型インターネット調査
3. 調査期間: 2007年7月3日(火)〜2007年7月9日(月)
4. 有効回答者数: 1,989名
【男女内訳】: 男性48.6% 女性51.4%
【同居子ども学齢】:
公的な子育て支援策の認知については、「予防接種」(88.3%)「児童手当の支給」(87.2%)「出産育児一時金、出産手当の支給」(85.8%)「乳幼児健康診断」(83.9%)、「乳幼児医療費助成/小児医療費助成」(79.1%)と続く。【図1-1】
【図1-1】 公的な子育て支援策の認知状況(n=1,989)
また子育て支援策の利用経験(今後の利用予定含む)については、「予防接種」(91.3%)「出産育児一時金、出産手当金の支給」(86.4%)「乳幼児健康診断」(84.2%)「児童手当の支給」(77.0%)、「乳幼児医療費助成/小児医療費助成」(73.1%)と続く。【図1-2】
【図1-2】 公的な子育て支援策の利用経験(今後の利用予定含む)(n=1,989)
乳幼児医療費助成/小児医療費助成についての認知または利用経験がある方に、居住する自治体の医療費助成の満足度について尋ねたところ、4割以上が不満を持っている(「やや不満足」(32.3%)+「非常に不満足」(13.1%))ことが明らかになった。【図2-1】
【図2-1】 居住自治体の乳幼児医療費助成/小児医療費助成についての満足度(n=1,752)
子どもの学齢別に見ると、「3歳未満の親」では64.4%が満足と答えているのが、「小学校低学年(1、2年生)の親」では反対に不満足が61.8%と最も高くなる。小学校就学時点が、助成制度の終了や自己負担率の増加など、制度の節目となる自治体もあることが影響していると考えられるが、子育て開始時は満足度が高いにも関わらず、小学校就学後をピークに不満が拡大し、その後も子育て開始時の満足度を超えることはないという点が特徴的である。【図2-2】
【図2-2】 子ども学齢別満足度(n=1,752)
居住する自治体の医療費助成に関して不満と考える理由としては、「医療費助成制度の適用年齢の上限が低い」(63.7%)が最も多く、次いで「医療費助成制度の年収制限が厳しい」(23.5%)、「他の市区町村より条件が悪い」(23.4%)が挙げられた。制度利用にあたっての適用条件に対する不満が明らかになるとともに、居住する自治体間での格差が不公平感を招くという、自治体財源に基づく公的支援策としての課題も明らかになった。【図2-3】
【図2-3】居住自治体の乳幼児医療費助成/小児医療費助成についての不満理由(n=795)
子育て支援の最も有効な情報入手先については、「役所の発行する広報誌」が4割以上を占め、「口コミ(子育て仲間、通園、通学先の父母、家族・親戚)」(24.6%)、「窓口(役所、医療機関)」(15.9%)、「ホームページ(役所、子育て支援サイト)」(12.6%)と続いた。子育て支援情報の入手経路として、「広報誌」の果たす役割は依然大きいといえる。【図3】
【図3】子育て支援についての有効な情報入手経路(n=1,989)
今後の子育て支援策として期待されるものは、「児童手当の増額」(52.7%)、「児童手当の支給期間の延長」(49.2%)、「乳幼児・小児医療費助成期間の延長」(42.5%)、「税控除の適用拡大」(30.9%)と続く。家計に直接反映されない支援策では、「小児科の存続、拡充策」(29.7%)、「国の指導等による企業等での働きやすい環境の整備」(22.5%)、「保育園の入園枠の拡大」(20.4%)などが、期待が高いものとして挙げられた。【図4】
【図4】今後期待される子育て支援策(n=1,989)